主要設備
平成26年4月1日現在
マルチスライスCTスキャナ
最新の16列マルチスライスCT
従来よりも検査時間が大幅に短縮されました。
当院では、最新のマルチスライスCTスキャナを設置しております。
この検査では、患者様が寝台に横になるだけで、苦痛なく頭部や胸部・腹部の断層像(輪切り)が鮮明に撮れます。とくに、らせん状に連続してデータを収集することができ(ヘリカルスキャン)従来の装置より広範囲の検査が行え、脳出血・脳梗塞・脳腫瘍・頭部外傷から胸部および腹部臓器(肝・胆・膵・胃・膀胱・その他)疾患にいたるまで、全身の診断が可能です。
また、「被ばく低減再構成」を搭載し、被ばく線量が最大75%まで低減されたので、者様は不安を感じることなく、リラックスしながら検視を受けていただけます。くわしい検査内容は医師へお気軽にお尋ねください。
腹部エコー(腹部超音波検査)
放射線被爆の心配がなく、多くの臓器を調べられる腹部超音波検査
超音波は人間の耳には聞こえない高い周波数の音波で、一定方向に強く放射され直進性が高いという性質があります。これを利用して腹部に超音波を発信し、そこから返ってくるエコー(反射波)を受信し、コンピュータ処理で画像化して診断するのが腹部超音波検査(腹部エコー)です。
この検査で調べられる臓器は多岐に及び、肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、膀胱、前立腺等が対象となります。
腹部超音波検査はどのように行なうのか?
腹部を十分に広く出すため、ズボンやスカートは腰の骨位まで下げます。
検査台に仰向けに寝て、両手を頭の方にあげて、手枕をした姿勢をとります。
最初に皮膚と音波を出す探触子(プローブ)との間に空気が入らないように、腹部にゼリーを塗ります。プローブを腹部に押し当て、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓など腹部内臓器の断面層の画像をモニターテレビでで観察します。検査部位により横向きや座った姿勢で検査を受けます。
この検査は放射線を使用しないので、被爆の心配はなく安心して受けられます。
検査時間は部位によって異なりますが、通常10~20分くらいです。
胸部エコー(胸部超音波検査)
心臓超音波検査(心エコー)とは、人の耳には聞こえないほどの高周波数の超音波を心臓に発信して、返ってくるエコー(反射波)を受診し、心臓の様子を画像に映し出して診断する検査です。
超音波は、臓器や組織にあたると、歪が生じるので、心臓からエコーを受信して画像に映し出し、心臓の動きを観察します。X線撮影やRI検査のように放射線による被曝の心配がありません。
心室や心房の大きさや壁の厚さ、壁の動き、弁の形態や動きなどがわかります。
上部消化管内視鏡検査
一般的に「胃カメラ」と呼ばれているものです。
医師が内部を直接覗き込んで使用します。テレビモニターに映像が映し出されます。
当院には、口からカメラを挿入する方法と、口の代わりに鼻からカメラを挿入する経鼻内視鏡をご用意させていただいております。